しるし ~届けたい想い~

自身の先天性の難病であるレックリングハウゼン病と向き合い、その想いをありのままに綴り、作家活動の事も時々織り交ぜながら世へ発信している大河内愛美オフィシャルブログ

37セカンズを観て

 

2月7日に公開された

 

「37セカンズ」を観に行きました。

 


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脳性麻痺の女の子が主人公。

 

私は映画が公開されるのを

 

心待ちにしていました。

 

理由は複数あります。

 

昔、一時期一緒に遊んでたりしてたみのりん

女優として活動していて、

その子が出演している事。

 

私の憧れであり、恩人でもある

大東駿介さんが出演している事。

 

けれど一番は

映画の内容がとても気になった事。

 

私は先天性の難病を抱えている‥‥

 

障害者とはまたちょっと違うけど、

 

生き方や想いとか、そんな通ずるものが

あるんじゃないか??と思ったりもして、

 

映画の告知があってから、

「この映画は絶対に観る!!」

そう決めて、公開されるのを

ずっと心待ちにしていた。

 

映画公式サイト

映画「37seconds」公式サイト

 

とても良い映画でした!!

これほどまでに感動した映画は今までに

なかった‥‥!!

 

「また観に行きたい」

 

そう強く思える映画だった。

 

私自身が、障害者ではないけれど

難病を抱えているからなのか、

凄く自分に当てはめて観てしまうシーンが

度々あったし、主人公のユマ(桂山明)ちゃんの

想いや考え方‥凄く共感出来る事がたくさんあった。

 

もちろん、ユマちゃんの周りの方の

気持ちもそうだ‥‥

 

私はまだ手足は自由に動くし、

言葉も話せる。だけど、

 

先天性の難病により、皮膚に出来る病変や、 

病気によって起こる合併症の危険と

常に向き合って行かなければならない。

 

色々な危険と隣り合わせにいる。

 

だけど、障害者と違って

見た目では分かりにくい‥‥

 

だからこそ、生きにくい‥と感じてしまう。

 

見た目が健常者と変わらないから、

差別や偏見もより強く感じてしまう。

 

人前で肌を出したりできないし、

水着も着ることが出来ない。

 

けど、私はこのブログを通して

身体を晒してしまっているか、

もうそこまで抵抗はないんだけど、

ネットとリアルは違う‥‥

 

だからこそ、恋愛も前向きには

なれないし、性的な事もなかなか

前向きに考えられない。

 

映画を観ていて、

ユマちゃんはホントに凄いなと思った。

 

「自分で出来る!」と

過保護な母親から離れて自立しようとしていたり、

(身の回りのお世話とか)

 

けど、映画を観てて、

お母さんはきっと自分が障害者に

産んでしまった‥という責任や負い目から

「私がいないとこの子はダメになっちゃう」と

思っているんだろうな‥と感じた。

 

実際、私の親も

「健康に産んであげられなくてごめんね」 

と言ってきたことがある。

 

だけど、間違いなく親のせいではない。

 

意味があって私がこの病を持って

産まれてきたのだと思っている。

 

 

私は病の発信を始めてから、

多くの人から反響を貰って、

 

隠しているより堂々としていたい! 

 

よりそう思うようになった。

 

映画では、

ユマちゃんは漫画家を志していて、

ゴーストライターをしていて、

 

編集側や漫画家さんは、

それを隠している。世間に公表もしない

 

「障害者のアシスタントがいる」と

公表したら世間の評価が高まるんじゃないか?

と言うような発言もあったけど、

 

やっぱりその言葉の裏側や本心には、

障害に対しての偏見や差別が

少しはあるんだろう‥‥

そう思ってしまった。

 

夜の楽しみの紹介所の人もそうだ

 

この人は車椅子だから‥

そんな思いが根底にはあるのだろう‥と

 

ホントに心から差別や偏見的な考えが

ないのなら、「評価が高まる」なんて

言葉は出ないだろうな‥‥と

私は思ってしまった。

 

車椅子の人に声を掛けないのも

そうだ。ちょっと気にしてる感じがあるのに、

「この人はお客ではない」と言う考えがあるから

声をなかなか掛けなかったんだろうな‥と

思ってしまった。

 

色々な想いをかけ巡らせながら

映画を観ていて、途中感動して

涙腺をやられてしまうところもあった。

 

(ネタバレになるから詳細は書かないけれど)

 

ユマちゃんの想いや考えには

共感できることがたくさんあって、

自分と重ね合わせてしまった。

 

自分が病気で生まれなかったら

違った人生を歩めたのかな? と

考えたりする事はしょっちゅうあるし、

 

だけど、 

病気に産まれたからこそ

分かることもたくさんあった。

 

人の心の温かさや、

自分に向けられる感情や

様々なことに対する自分の考えや認識。

 

人との信頼関係‥‥

 

そうした事に気付けたり、

より敏感になれたからこそ、

 

病気に産まれて良かったのかもしれない

 

そう思う事も度々ある。

 

 

神様は乗り越えられる試練しか与えない

 

私は死ぬまで一生この難病と

向き合って、共に生きていかなければ

ならない‥‥合併症の危険と隣り合わせにいる

 

だからこそ定期検診は欠かせない

 

日常生活はさほど困っていなくても‥

 

来月に控えてる大手術や入院。

この病によるものなのかまだなんとも

言えないけれど、

 

今後のリスクや生活が一変するかも

しれないことを考えると、

すごく不安だし怖い。全身麻酔なんて

したことがないからね‥‥

 

だけど、この映画を観て、

来月の手術頑張ろう!!

悲観的になりすぎずに前向きに捉えよう

 

そうエールを貰えた気がします 

 

ユマちゃんの様に、

自分の夢や目標に向かってより

頑張っていきたいです!!

 

どんどん色々な事に挑戦していこう!

そう思えました<( ̄︶ ̄)>

 

ユマちゃんのように強く生きたい!!

 

私はまだそんなに強くないから‥‥

 

「私は私で良かった」と

私ももっとより強く思えるよう‥‥

目の前の壁に向かっていこう

 

「37セカンズ」とても素晴らしい映画なので

多くの人に届いてほしいです。

絶対に観てほしい‥‥!!

 

こおゆう作品は人数が埋まりにくい‥

 

そう言われてる。

 

だからこそ観てほしい

 

健常者の人からしたらなかなか

分からない事もあるかもしれないけど、

 

障害者の人や、

私の様な見た目ではわからない難病患者‥

 

人になかなか打ち明ける事が出来ない悩みが

ある人‥‥

 

そんな人達の事を深く知ることが

出来ると想います

 

いつだって、今できる普通の事が 

 

当たり前ではなく奇跡の様な素晴らしいこと

 

だと気付けると思います。

 

人生いつどこで何が起こるかわからない

 

今ある当たり前は明日突然当たり前では

なくなるかもしれない‥‥

 

そう思って生きてほしいと私は強く想います。

 


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またこの映画を観に行こうと

思ってます!!2回目はまた違った目線で

観る事ができる気がします。

 

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